赤外線ランプと紫外線ランプ

赤外線ランプと紫外線ランプ

太陽は地球生命体を維持するために無くてはならない大事な恒星です。明るさと熱エネルギーを与えくれる生命維持装置のようなものです。その太陽からは紫外線と赤外線が発生して色々な役目をしてくれます。これらを利用したものに赤外線ランプと紫外線ランプがあります。
赤外線ランプには熱作用があるので、加熱などに広く用いられています。冬の定番の家電で日本独自のこたつやストーブなどの暖房器具に多く使われ、健康的なイメージのために人の肌を焼くなどにも利用されています。これは放射の割合を多くした電球で，一般の白熱電球よりもフィラメントの温度をやや低くしてある散光型のライトです。人の目には認識できない赤い色の光である赤外線が出ます。市販されているLED照明の多くは、紫外線を含みませんが、近紫外LEDや紫色LEDは、紫外線を発生させます。紫外線ランプは紫外線が出るライトで紫外域を強く放射するランプのことです。紫外放射ランプやUVランプと呼ばれます。光化学作用や殺菌作用で日常的に多くの分野で利用されています。どちらのランプも人間の生活には欠かせない大切なものです。

赤外線ランプと蛍光灯との光の違いについて

赤外線ランプは赤外線を発生させる割合を多くしているランプで熱を生じさせ、温かさを感じさせるランプです。寒い冬に使う電気こたつで使用され、他にも電気ストーブや食品の加熱、乾燥を行うときに使われることもあります。
蛍光灯との光と比較すると、鈍い光となることも多く、暖色系に輝くことも多いです。実際の蛍光灯の光は両端部分が多少、暗く感じますが、中心部分は白く明るさを感じさせる光となります。
ただ明るく輝いている部分は熱を出すこともない特徴を持っています。もっとも蛍光灯でも両端の暗い部分では、赤外線を出していて温度が高くなっているのが特徴になります。
赤外線ランプは白熱ランプとも呼ばれ、昔ながらの電球によく見られるランプで当然、赤外線の量が多くなります。蛍光灯の光との大きな違いには、明るく光る時に高温になるか否かで判別することが可能で、赤外線ランプは熱を出しながら光るので高温になる特徴を持っています。
空間を温めたい時には白熱ランプを活用するのは、熱が発生するからとなります。