赤外線ランプは意外と身近な場所にあります
赤外線ランプとヒーター
赤外線ランプとは、ガスではなく電力で発生する「熱の力」に目を向けたもので、灯りと熱を同時に発生させることが可能です。
赤外線ランプ・ヒーター本体に取り付けられている透明な石英管の中には不活性ガス(アルゴンガス)が入っていますが、本体の稼動によってガスが外へ漏れてしまうということはありません。
従来まではガスを用いて灯りや熱を生み出してきましたが、環境問題にも配慮された赤外線ランプの存在は近年では大きな注目を集めており、種類に関しましては大きく7つに分けられます。
このうち、一般的にも幅広く知られているのが「ハロゲン」です。
多くの電気店で見かけるハロゲンヒーターでは、よく見ると頑丈な石英管の中に不活性ガスとタングステンフィラメントが花巻状になって閉じ込められているのがわかります。
また、不活性ガスの存在によって酸化しにくい構造となっていますので、本体の寿命が長いという点が大きなメリットと言われています。
赤外線ランプを使用したヒーターの熱効率に関する説明文
赤外線ランプを使用したヒーター製品は、ガス式のヒーターとは異なっておりエネルギーの変換効率が非常に高いです。
つまり赤外線ランプを使用したヒーター製品は、ガス式の製品よりも低燃費で発熱させることができます。
冬が近づくと暖房器具を用意する必要がありますが、一般的なガス式の暖房器具の製品はエネルギーの変換効率が低いのです。
理由として燃料を燃焼させる際に熱が全て変換しきれずに無駄が発生してしまいます。
一方で電気エネルギーを使用した赤外線ランプのヒーターはコンセントから給電した電気をほぼすべてエネルギーに変換できるようになっているので無駄がありません。
もちろん、ガス式とは違って燃料を燃焼させないので二酸化炭素や一酸化炭素なども出ないメリットがあります。
このように赤外線ランプを使用した暖房器具はメリットが非常に多く、安全性だけでなく低燃費で暖を取ることができるようになっているので非常に便利になるのです。
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